東京のシアターPOO最終日。『三代目 葵マリーのここだけの話』ＳＭ＆マニアック｜マンゾク

シアターPOO最終日。

お伝していた様に皆んなが愛したアンダーグラウンドの聖地シアターPOOが１月３１日をもって閉店しました。昨年に引き続いて大好きな箱が無くなって行き、なんだか呆然としてます。特に、このシアターPOOには特別な想いがあります。2020年2月4日更新

早いもんで、もう２月。
１月が過ぎるのアッと言う間だったな。
巷ではウィルスだらけだけど、皆さんもくれぐれもお気を付けて下さいね。
マスク必須ですよ！

さて。
お伝していた様に皆んなが愛したアンダーグラウンドの聖地シアターPOOが１月３１日をもって閉店しました。

昨年に引き続いて大好きな箱が無くなって行き、なんだか呆然としてます。
特に、このシアターPOOには特別な想いがあります。
ここは私が大好きで尊敬しかなかったお二人が手掛けた大切な場所。
故／明智伝鬼先生と桜田伝次郎さんです。
こうして大好きな人達が長年に渡り携わって来た物が１つ１つ消えて行くのは胸が苦しい思いです。

そして今、私がステージに立つのはシアターPOOで開催されてた「SMファン感謝祭」だけでした。
明智先生と伝次郎さんが自らの手で作った箱だから、そこを使って松本格子戸さんがイベントを組んでくれてたから。
大好きな３人の想いが詰め込んであったから、なのにな。

もうね、お別れ恐怖症になりそうです。
始まりがあれば終わりがあるって言うけど、終わりばっかりで寂しいしかないです。
それなら何も関わらずにいれば始まらないし、終わりも無いでしょ？悲しい思いをするなら、もう何もいらないって思っちゃった。
でも、そんな始まりと終わりがあったから、今の私があるんだな、とも思ったり。
本当に昨年から大好きな人や物が周りから消えちゃって、気分転換に旅行でもって思ったら、何だか変なウイルスだらけで外出るのも怖い位だし。
もー一体どーなっちゃってんのよ！もー嫌！！

シアターPOOの最終日は、いつも通りにショーを演らせて頂きました。
最後の挨拶では涙が溢れて止まらなかったけど、誰がどうあがいても最後は最後だもんね。

最終公演は「さよならシアターPOO！最後のSM大祭典！」と題して３日間、４８名の出演者の方々がシアターPOOのステージにお別れを告げました。
皆んな、それぞれに想いを込めたステージだったと思います。

人が亡くなれば、もう２度と会う事は出来ません。
大好きな箱も無くなってしまったら、もう２度と足を踏み入れる事は出来ません。
だから、私が今想うのは「何をするでも後悔しない生き方」です。
あの時こうしておけば良かったとか、あの時、伝えておけば良かったなんて思わない様にして行こうって。
そんな思いがある中、受け継がせて頂いた情や動は上手に引き継げて行きたいな、と思います。

最後に。
シアターPOOよ有難う。
シアターPOOよ永遠に。。。

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