?異星人とのファーストコンタクトって案外こういうものかもしれない
2024年3月26日 20:47
日本人にしか需要無さそうなB級サメ映画が量産され続けるのは全てこの人が見ている夢だからです。世界5分前仮説ならぬ世界サメ映画仮説ミクモさんは巨大サメの夢を見るか。 以上。写真から閃いたショートショートであった ※本題はサメ映画ではありません ☆.**¨*.o+ ☆.**¨*.o ニール・ブロ〇カンプ監督の『第9〇区』 1,2を争うぐらい大好きで、中学生の時にハマって以来劇場公開映画~Ne〇flixの短編集まで全作品を追ってきた監督です。南アフリカ出身ながら地元で映像クリエイターのアルバイトからハリ〇ッドを代表する監督の1人に成り上がった鬼才の持ち主です。 そんな監督のハリ〇ッドデビュー作であり、監督を有名にした1作でもある第9〇区について考察します。 ストーリーは巨大な宇宙船が南アフリカのヨハネスブルグ上空に不時着して約20年後侵略等の何か目的がある訳でもなく、難民となった異星人たちを現地政府が受け入れたものの、人間が住むとは別の『第9〇区』に却 VN%!&:9JL$5$l$kB8:_$H$J$j$^$9!# 人口の増加と老朽化でスラム同然と化した第9〇区から新しい『第10〇区』に異星人を移動させるプロジェクトリーダーに任された主人公は、地区内で宇宙船の燃料を吸い込んでしまい体が徐々に『エビ(人間側からの異星人の呼称)』化していきます。 突然自分が差別する側からされる側に変わったとき、人はどんな突拍子もない行動をとり何を思うのか……いわゆる侵略ものでもファーストコンタクトものでもないエイリアン映画。スリラーであり社会派ドラマでもある異色のSF映画です。 ミクモさんがハマる作品には共通点として『インパクトのある設定・描写』と『メカ(美術)デザインの美しさ』があります 設定についてはかつて南アフリカであったアパルトヘイト(人種隔離)から着想を得たと監督が語っています。小馬鹿にしたように扱っていた『エビ』に体が変化していく様子と受け入れ難い絶望の表現、人間からは追われエビにも受け入れられず逃げ惑う様など視覚面にも感情面にも揺さぶりをかけてくる描写が見事で今でも強烈な印象が残っρ F$$$^$9!# 差別される側の気持ちは、実際に差別される側になって初めて分かるそんなメッセージが、薄汚れた世界や人では無い『なにか』を描くのが得意な監督ならではの方法で表現されています。 もう1つ、デザインについては朽ち果てたまま停泊する宇宙船ももちろんですが、スタイリッシュのスの字もないほど薄汚れた型落ち機で孤立無援に戦う主人公が印象的でした。某ロボットアニメで言うむせるです。CGのクオリティーも高いので、監督ならではの特徴的な表現(メカの形や動き・カメラワーク等)を見つけるのも楽しいです。 グロテスクで差別的で悲劇的。一見共感しにくいものの、まるで自分が主人公の視点になったかのように嫌でも共感させられる。そんな不思議な作品でした。お茶の間に流せそうにないシーンがちらほらあって万人ウケはしなさそうですが、人生に一度は見て損はしない映画だと思います。 私服もチラッと Mikumo ミクモさんのことがもっと知りたいお兄様はこちらのSNSまとめリットリンクをチェックしてくれたら嬉しいですhttps://lit.l ink/mikumopremium ハートマークもポチッと貰えると喜びますやったぁ |
店長コメント
プレミアムから特別なお知らせです!!!只今、期間限定で(2月末まで)対象サイトへ口コミを投稿していただいたお客様に限り、50分コース総額から6,000円割引させていただきます!大変お得な特典ですので、ぜひ投稿を宜しくお願い致します(^^)店長より