星を編む
2024年3月27日 18:06
こんにちは。 お店近くの大岡川沿いで、桜のライトアップ準備が行われているのを見かけました。 桜前線も北上し、一雨ごとに春が近づいていますね。 毎年この季節は、本屋大賞のノミネート作品を読むのが定番であり楽しみです。 10冊のノミネート作品のなかでもわたしのお気に入りは、凪良ゆうさんの『星を編む』。 昨年の大賞作『汝、星の如く』の続編にあたる作品で、2年連続のノミネートは史上初の快挙だとか。 前作『汝、星の如く』が激しく荒れ狂う愛の物語なら、今作は穏やかな夕凪のような愛の物語。 家族愛、友愛、恋愛、自己愛、仕事愛… さまざまな愛のかたちがあれど、誰のどれをとっても完璧も正解も存在しません。 どれも歪で、何か欠けていて脆い。 しかし、その不完全さこそが、人の織り成す愛なのだということを、登場人物たちが教えてくれます。 愛も幸せも人それぞれで、「正しさ」を説くこと自体がナンセンスなのだと。 「ぼくたちには未来を選ぶ権利がある。それがご両親の望みや世間一般の幸せとちがっていても、きみの幸せはきみが決めるものです。」(『星を編む』p.69) 「いかに自分らしく生きたか、最後に残るのはそれだけよ。」(『星を編む』p.195) 世間の偏見の目や、SNSにおける誹謗中傷、昨今の結婚観など、多岐にわたる社会問題まで盛り込みながらも、 自身の「愛」を守り貫くことの尊さと、難しさを粘り強く語ってくれる凪良さんの物語。 その美しくも芯のある言葉の数々は、わたしにとってお守りのような存在となっています。 今月もご予約・ご来店くださったみなさま、ありがとうございます。 3月は本業とうまく両立ができず、たくさんの方にご迷惑とご心配をおかけしてしまい、深く反省しております… 4月は少し落ち着きますので、気持ちも生活リズムも立て直して頑張ります。 今週末30(土)・31(日)のシフトも追加いたしました。 4月分と併せてお問い合わせいただけましたら幸いです。 春の到来とともに、みなさまのもとにも幸せが訪れますように? 七瀬【 X (Twitter):@nanase_day 】 女の子ページへ http://365diary.net/SDkyc2JLL3kvbmljZWRheS8yOTI3OTY1NA-- |
七瀬23歳
本日出勤|18:00~23:00
PROFILE
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店長コメント
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