愛知のちあき　ド淫乱妖艶嬢！の写メ日記「[お題]from:ヘブン編集部さん」：ニュー山水（日比野・尾頭橋ソープ)

お題：今日は母の日です！お母さんとの思いでのエピソード聞かせてください！に回答♪
様々な事がありましたが、特に印象に残っているのは、小学生の頃に地下鉄に乗っていた時のエピソードです。
私、母、姉妹(私の)、母方祖母で空いている地下鉄に乗っていた時、途中から乗り込んで来た男性(推定50代半ば)が、車内で煙草を吸い始めました。
当然地下鉄車内は禁煙ですが、近くに乗務員もおらず、他の乗客も眉を顰めるだけで何も言いません。
私も子供ながらに「煙草なんて吸ったら、ダメなのに」と思っていました。
そんな時、母が大きな声で「おじさん！煙草吸わないでよ！禁煙なんだから！」と、男性を一喝?
男性は母の剣幕に驚いたようで、何も言わずに慌てて煙草の火を消しました。
これだけなら単なる「気が強いエピソード」なのですが、母は目的の駅に着いて下車する際、男性に向かって「おじさん、火消してくれてありがとうね」と声をかけました。
間違いを指摘できる強さと、改めてくれた事に謝意を向けられる優しさを持ち合わせている母に対して、心から尊敬の念をいだいたエピソードです。
思えば、私の「正しく在りたい」と思う性分は母譲りなのかもしれません。
とは言え母とは相容れない部分もあるのですが、もし生まれ変わっても、また母の元に生まれたいと思います。
ただ、世の中には「自分の両親を愛せない」という人もいます。
小さな子供にとって母親とは神に等しい存在ですが、母親だからといって全知全能なわけではありません。
子供に悪意を持って接する母親もいます。
割合としては少数ではあると思いますが、そのような人間が存在する事は事実です。
そんな母親でも、小さな子供にとっては「全て」です。
小さな子供ではなくても、母とは神なのかもしれませんね。
神風特攻隊員は皆「お母さん…！」と叫んで命を散らしたそうですが、「お父さん…！」と言葉にした隊員は皆無だそうです。
それほどまでに、子にとって母親の影響力とは強いものです。
もしもその母親が、母として相応しい人格で無い場合…子供は本当に辛い日々を送る事になるのだと思います。
そのような子供は苦難を乗り越えて成人し、物理的に母親から離れられたとしても、「母親とは疎遠だ」と他人に言えばやはり「お母さんを大事にしなさい」と言われてしまいますから、これからの人生にも良くない形で影響が出てしまいます。
そして、そんな母親を愛せない自分に対して、罪の意識を持ってしまいます。
「母を大事にしなくてはいけない」
「でも自分は苦しめられた」
そんな相容れない感情の間で、悩み続ける事になります。
もし、この日記を読んでいる方の中に、そのような方がいたら…
「自分の心は自分だけのもの」と、ご自身に言い聞かせてくださいね。
血が繋がっているからと言って、心まで繋がるわけでは無いのです。
そしてそれは悪い事ではありません。
血の繋がりと心の繋がりはイコールでは無いからこそ、血が繋がらなくても心が繋がる人もいるものなのです。
肉親を許す事は出来なくても、許せない自分の事は許してあげてくださいね。
そして願わくば、全ての母親が良き母でありますように。